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神経内科・内科・小児科 久米クリニック
〒467-0054
愛知県名古屋市瑞穂区丸根町1-8
TEL:052-831-9970
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レストレスレッグス症候群

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新薬による治療法

治療薬

レストレスレッグス症候群の治療薬について

中等症から重症なレストレスレッグス症候群の場合、基礎疾患の治療とライフスタイルの改善だけではなかなか満足のゆく効果は得られません。したがって、薬物による治療が必要となってきます。これまでに4つの異なったタイプの薬物が試みられてきました。それぞれの薬物に特有の効果と限界、副作用があり、薬の選択にあたっては患者さんの症状の出現パタ−ンと重症度を考慮することが重要です。

ドパミン系薬剤

現在、レストレスレッグス症候群に対する薬物治療の第一選択薬といえるものがドパミン系薬剤です。ドパミンとは脳に存在する神経伝達物質の1つで、いわゆる脳のホルモンであり、脳の正常な働きに必要な物質です。ドパミン系薬剤はこのドパミンの作用を増強する効果があります。ドパミン系薬剤は神経疾患であるパ−キンソン病の治療薬として広く使われておりますが、レストレスレッグス症候群は決してパ−キンソン病の一症状ではありません。レストレスレッグス症候群はパ−キンソン病とは異なった別の神経疾患です。ドパミン系薬剤はレストレスレッグス症候群の全ての症状、すなわち脚の異常感覚、脚の不髄意運動、睡眠障害、睡眠中の脚のけいれんを改善し、服薬開始より2週間から4週間で40%から70%以上の患者さんが明らかな症状の改善を示すとされています。ドパミン系薬剤の副作用には第一に嘔気、嘔吐、腹部不快などの消化器症状が挙げられます。特に服用初期に嘔気が多くみられますが、これに対しては制吐剤を併用することにより治療の継続が可能です。また、1日1回就寝前の服薬により夜間の睡眠が改善される一方で、レストレスレッグス症候群の症状がより早い時刻から現われるようになることがあり、この場合は薬剤の中止、変更が必要になります。その他の副作用として鼻汁、幻覚、便秘、低血圧、頭痛が報告されています。日本では、ドパミン受容体作働薬ビ・シフロール錠が2010年1月に、ロチゴチンパッチが2012年12月に国から承認を得て、レストレスレッグス症候群治療薬として使用できるようになりました。

ベンゾジアゼピン系薬剤

いわゆる精神安定剤、睡眠薬、抗不安薬とよばれるものがこれにあたります。脳の機能を全体的に低下させることにより、多少の脚の異常感覚や不髄意運動が残っていても、患者さんを睡眠へと導くものです。したがって、症状が夜間に集中している患者さんに最も効果があります。副作用は昼間の眠気、けだるさでクルマの運転には特に注意する必要があります。ベンゾジアゼピン系薬剤を服用したときに飲酒をすると幻覚、錯乱をきたすことがあります。またこれらの薬は時に習慣性があります。

オピアト化合物

麻酔用の鎮痛剤で最重症のレストレスレッグス症候群に用いられます。副作用にはめまい、眠気、嘔気、嘔吐、便秘、幻覚、頭痛があり、クルマの運転には注意を要します。服薬時の飲酒はやめること、また時に習慣性があります。

抗てんかん薬

抗てんかん薬は「脚の異常感覚」と「動かしたくなる気持ち」 を軽減させます。特に"痛み"があり、症状が昼間に強い 患者さんに有効なようです。副作用はめまい、眠気、 倦怠感、食欲増進、ふらつき感です。クルマの運転には 注意を要します。 抗てんかん薬ガバペンチンのプロドラッグになるレグナイト錠が2012年1月にレストレスレッグス症候群治療薬として使用できるようになりました。

久米クリニックにおける治療について

久米クリニック

レストレスレッグス症候群に関連する基礎疾患をもつ場合はその治療を行い、同時にライフスタイルの改善を指導します。さらに、必要に応じた薬物療法を行います。

レストレスレッグのせいで眠れないために睡眠薬を服用している患者さんについては、ドパミン系薬剤などによりレストレスレッグを鎮めることで睡眠薬に頼らない自然な眠りを取り戻すことを目標にします。